【TOEIC】点数主義は時代遅れ?言語習得とは別物

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点数主義と言語習得は別物です。

なんのこっちゃって方は、是非本記事を読んで頂ければ幸いです。
(そんなの当たり前という方も、スルーせず読んで頂けると嬉しいです)

点数化してある科目の能力を測定するのに、英語(言語)は向いていませんということです。

というのも言語は、聴いたり、見たり、話したりする過程で習得されていくためです。テストである程度は物差しができるかもしれませんが、人の言語能力を測るのは点数だけでは難しいということですね。

TOEICは出発点または通過点として、仕事に活用したり、英語の本質知り、英語で物事理解したり楽しむことが大切だと思います。

1.点数主義は時代遅れ?

こちらの動画を最近見て、確かにと思うところがあったので、紹介致します。

茂木健一郎さん:TOEIC不要論

  • アカデミックな視点とか文章の読解とか非常に知的なレベルを求められる要素が、TOEICにはない
  • 面白い英語はたくさんある
  • 日本の教育は1点刻みで点数化できるような手抜きの教育

もりてつさん:TOEIC必要性

  • 多くの人の能力を測る上で、テストは必要(大学入試、就職)
  • TOEICをきっかけに、英語の楽しさに気づく人はいる
  • 確かにTOEICを勉強してもしゃべれる訳ではない

たしかにTOEICを勉強をしたからといって喋れるようになるわけでもないのは、私も同意ですね。

点数をつけて数値化するのは、ある程度は仕方がないのかなとは思います。

数値化するのに向いている科目と向いていない科目は、次の項で述べます。

TOEICは出発点または通過点でいいんじゃないか?とパックンも言ってましたが、それでいいと私も思います。

英語を学んだり、知るきっかけの1つにすぎず、そして、自分が何したいのかが大切です。

勿論最初から、英語の文学や音楽などを理解していれば、TOEICや他の能力試験はいらないのは間違いありません。

2.数値化するのに得意な科目とそうでない科目

最近早稲田大学での単位取得の要件が「全ての講義動画を視聴すること」とあったのが、問題になりましたが、これは生徒側からしたら、いいように受け取れるものになってしまうので、どちらかというと大学側に問題があったのかなと思います。

要は、ちゃんと講義の内容を理解していたら、テストの問題をちゃんと理解できるよねみたいに、動画視聴で100%にするのではなく、それを出席率として10%くらいにして、テストの理解度50%、合計60%以上で単位取得みたいにやり方はいくらでもあったかと思います。

私も学生のときに、単位を取得する上で、講義に出席したり、テストを受けたりしてましたが、講義出席だけで単位取得できた科目はさすがになかったかと記憶してます。

文学とか言語学みたいなのって、ある程度は点数化で測定はできるものの、その科目の能力(理解度)を測るのは難しいと思います。数学や物理などは方程式があって、決まり事がある科目は問題にしやすいし数値化して、理解度を測りやすいのかなと思います。

文学とかなら、プレゼンテーション形式で人前で最終発表して、それを履修要件にしたり、プログラミングの授業だったら、最終課題をコード書いて提出するなど数値化しないでも評価はできますよね。

3.TOEICは必要?

海外(主に東南アジア)からから、わざわざ日本に働きに来るのは、給料面が圧倒的によいからです。そのために要件(requirements)として、最低限のN5、 N4といった日本語検定をパスして就労しています。(もちろんそうでない人もいると思います)

TOEICも英語を必要としている職場での最低要件にしかならず、ある程度採用する際の物差しにぐらいにしかならないわけです。

私も動機は不純ですが、以前の会社で、TOEIC何点以上で数万円の報酬みたいなのが会社の制度であったので、勉強してました。

ただ、茂木さんが言うのもごもっともでTOEIC自体の勉強は楽しくないんですよねー。

なので、何かの要件(多分、会社の募集要項くらいだと思いますが)で、TOEICのスコアが○○点以上必要なら、CDか音声ファイル付きの対策本を買って、短期集中して勉強した方がよいと思います。

英語圏で仕事をしたいとなったら、TOEICはいらないですね。

どちらかと言うとIELSが主流ですが、実際に7.0取るのはめちゃくちゃきついです。

難易度はTOEICより難しいとは思いますが、結局慣れの問題なので、トレーニング次第でスコアは上げられると思います。

大事なのは、なにか目的(仕事の募集要件など)があって、そのためにスコアが必要ということですよね?

だから皆必死こいて勉強しているわけです。

そこをパスしたら、別に英語のための勉強はしないわけで、後は仕事で自然に覚えていったり、本や映画、音楽などを趣味を通したりしてより知っていくだけです。

4.英語を楽しむ

英語を聴くのが億劫だったり、苦痛と感じる人は、まず聞くのに慣れる必要があります。

英語を聴くのに慣れてしまえば、洋画も英語で楽しむことができます。

以下の記事で個人的に面白いと思った海外ドラマを紹介しています。

おすすめ海外ドラマ5選 【Netflixで全部見れます】
個人の独断と偏見で選定しています。本記事で紹介するおすすめの海外ドラマは全てNetflixで見ることができます。また多少のネタバレも含みます。

5.まとめ

  • 点数主義と言語習得は別物
  • TOEICは通過点ぐらいに考えておく
  • 数値化するのに向いている科目とそうでない科目がある
  • TOEICは、目的のための手段の1つ
  • 英語を学んで何したいのかが大切