海外在住の外国人(日本人)が、他の海外(日本以外)へ渡航する際の注意点をシンガポールを例にまとめてみました。
シンガポールの渡航条件は2022年4月時点ではそこまで厳しくありません。
またシンガポールに着いてまずやることや、見どころについてもまとめてみました。
1.渡航先(行きたい国)の条件を調べる
今回私の場合、シンガポールへ渡航というか旅行することにして、シンガポールに行く前に必要なことを調べました。
- パスポート
- VISA(日本人,フィリピン人)は不要 ※ただし30日以内の滞在であること
- ワクチン接種が完了していること
- フライト(飛行機)の予約
- 滞在先(ホテル)の予約と住所確認
- PCR または ART(Antigene Rapid Test) どちらかの陰性(negative)結果 ※帰国時必要
最後のPCRまたはARTは、シンガポールから出国して、帰国する際に必要になります。
ARTでOKでチャンギ国際空港のターミナル1にclinicがあり、そこで取得できます。
ARTは1人当たり34シンガポールドル かかります。
結果自体は、15分くらいで出ます。込み具合にもよりますが、フライト時間よりかなり早めにいけば大丈夫です。
2.出国元(今住んでいる国)の条件を調べる
フィリピン(海外)から、シンガポールへ行く際、フィリピンから出国時のimmigrationで必要なもの
- パスポート
- VISA (長期滞在している人は期限が有効であるもの)
- ACR(Alien Certificate of Registration) ※9G Visa持っている人はACRも携帯する
- PCR (48時間以内に取得したもの)の陰性(negative)結果
- p5,000~10,000 手元に用意
フィリピンから他の国へ出国する場合ですが、PCRが必要になります。
かつ48時間以内に取得したものと条件も鬼畜なので、ぶっちゃけmactanの国際空港で取得するしかないかなーと思います。
空港であれば、土日でも7amからやってます。
また1人当たりp3200 くらいします。
結果は翌日、メールで転送してもらえます。
手元にp10,000くらい必要というのは、国外へ出国する際にtravel taxという税金が、全ての渡航者(フィリピン人含む)にかかるためです。
economy class利用の場合、p1620かかります。
また外国人で1年以上滞在している人は、別途 immigrationにて、p2880 税金を払う必要があります。こちらは外国人のみです。(taxの名称忘れました)
※一度払えば、1年間は有効です。
3.シンガポールに着いたらまずやること
- シンガポールドルに両替する
- prepaid SIMの購入
- ツーリストパス/ezlink/NETS FlashPay のいづれかを買う
- TraceTogetherというアプリをスマホに入れる
シンガポールドルに両替する
シンガポールドルへの両替は、無難にチャンギ空港で行えばよいのかなーと思います。
オーチャード(Orchard)あたりのdowntownでも両替できますが、rateの表示が置いてなさそうまたは見づらいところに設置している両替店が多いので、cashが足りなくなってきてから考えればよいと思います。
prepaid SIMの購入
ネットを海外で利用するのに、SIMカードは必須と言ってもいいでしょう。
また電車やバスの乗り換えにGoogle Mapも必須です。逆に言うとGoogle Mapさえ利用できれば、乗り換えに困ることもありません。
値段はデータ量にもよりますが、1週間くらいなら、15ドルのもので十分です。(てか使いきれず余りました)
ツーリストパス/ezlink/NETS FlashPay のいづれかを買う
MRT(電車)とバスに乗る際に必要なもので日本で言うSuicaみたいなものです。
ツーリストパスかezlinkかNETS FlashPayのいずれか1つあれば問題ないと思います。
私はNETS FlashPayを7 elevenで買いました。チャージも駅でできます。
7 elevenでも手に入りますが、小さい7 elevenだと品切れの可能性があります。
また近場の駅でも購入できますが、日曜だと駅によっては購入できない可能性もあります。
チャージ額が3ドルくらいだとバスに乗るときに黄色で警告が出ますが、支払いはできているので、問題はないです。ただちょっと焦ります。なので5ドル以上キープしておけばよいかと思います。
シンガポールでは、交通手段が充実しています。電車とバスをうまく利用すれば、ほぼ隅から隅までいくことが可能です。
滞在中、タクシーは、初日ホテルへ向かう際と、帰国時に空港へ向かう際しか使いませんでした。
TraceTogetherというアプリを入れる
このアプリはコロナが広まってから、導入されたアプリかと思われます。
このアプリを入れてないと、基本的に至るお店やデパートの中に入ることができません。
入口にQRコードが設置されていて、アプリからQRコードをスキャンする必要があります。
このアプリをインストール時は、空港やホテルのWi-Fiでもできますが、QRコードのスキャン時に、インターネットが必要になるので、prepaid SIMはやはり必須と言えます。
4.シンガポールの見どころや注意点
標識はほぼ全て英語ですが、話し声で聞こえてくる言葉はMandarin(中国語)が多いです。
道路も綺麗に整備されていて、ゴミもほとんど落ちていません。
またシンガポールは、中国系70%、マレー系10%、インディアン6%、その他(アラブ、フィリピーナ、タイ etc)という割合であることを、地元の人から聞きました。
シンガポールの主な見どころを以下に紹介致します。
マーライオン
マーライオン公園には、近くにコーヒーショップやレストランもあります。
Marina Bay
マリナベイサンズには、巨大ショッピングモールがあり、ほとんどの有名なブランド店が入っています。
世界的に有名なレストランも入っているため、予約が1ヶ月先まで埋まっていることもあります。
またMarina BayからGardens by the Bayへ歩きで行くこともできますが、自転車をレンタルした方が時間的にも楽かと思います。
実際に、歩いて向かう人も、自転車を使ってツーリングしている人どちらも沢山います。
Gardens by the Bay
SuperTree Groveでは写真のような幻想的な景色を楽しむことができます。夜になるとライトアップされ、1時間程のショーも7時過ぎから見れます。
上に登るには、お金が40ドルほどかかります。
Orchard Rd(オーチャード ロード)
シンガポールのダウンタウンです。
ISETAN(伊勢丹)やTakashimaya(高島屋)などの日本のデパートもオーチャードで見かけることができます。
China Town
中国の街並みを楽しむことができ、お土産店も多くあります。
chili crab(チリクラブ)というカニを辛く煮詰めたやつ提供しているお店も沢山あります。(辛くないのもあります)
値段も決まっているところや時価でグラム数で変わる店もあります。
USS(Universal Studio Singapore)
1日あたりの入場者数を通常の75%ほどに制限されているため(2022/4/3 時点)、事前にオンラインで予約しておく必要があります。
どうしても行きたい人は事前に購入しておいた方が確実です。
ナイトサファリ
こちらも、オンラインでチケットを購入する必要があります。
4種類あるので、複数見る余裕がある人は、シングルよりも、セットになっているチケットを購入した方がお得です。
Botanic Gardens
こちらはシンガポール唯一の世界遺産となっています。入場は無料です。
中はとても広く、ジョギングコースにもなっています。
お店もあるので、休憩もできます。
上記で上げているものは、どれも有名ですが、以下は個人的に良かった場所を紹介致します。
Joo Chiat Rd(ジョー チアット ロード)
Enous stationから南にあり、中華料理店が多くあります。
4〜5件くらいお店を回りましたが、どれも外れがなく美味しいです。
また数は少ないですが、ベトナム料理や日本料理店もあります。
5.まとめ
見どころについては、セントーサ(Sentosa)やリトルインディアなど、他にも沢山あります。
渡航したとき、観光客は非常に少なかったこともあり、特に大きな問題もなく無事に旅を終えることができました。
PCRまたはARTが求められるため、事前に渡航先の条件を調べておく必要があります。